【闘病記②】小4の冬、一カ月私は一人病院で過ごした
こんにちは、花道 ユキノです♪
前回のお話の続きになります。
こちらより最初に病気が現れた記事が書かれています。まだ読んでいない、興味あるという方はこちらからどうぞ♪
yukinomiti-lifetime.hatenablog.com
小学三年生を無事終え四年生に突入しました。
腎臓ってたとえ悪くなっていたとしても痛みが全くないから自分自身の体であっても気づけないんですよ。
ただ残っているのは毎日がだるいと感じていることだけ。
いっそのこと、どこか痛みを発してくれればわかりやすかったのに。
小学四年生もあともう少しで終了する。そんな時でした。
病院に行くとなんと悪化していたんです。
今まで薬で何とかなっていたんですが、何にもなっていなかったんです。
逆に悪化していただけで。
先生にある一言を言われて言葉が出てきませんでした。
「入院してください」
意味分からないですよね。急にこんなこと言われても。
頭が真っ白になるってこういうことを言うんだなとこの時初めて思いました。
その後も先生や看護師さんが説明してくれていた。
申し訳ないけどこれ以上は聞けない(-_-;)
あとは全て母任せでした。
小学四年生にこの言葉はキツ過ぎた。
正直、気を失わないように意識を保つのが精いっぱいだった。
とりあえず一か月間入院して様子を見るという話でまとまったらしい。
二月一日から一か月間、私は初めて入院した。
まだよかったのは地元の病院だったこと。
これが都会とかだったらどうしようかと思った。
今まで家族から離れたことがなかったから不安と恐怖しかなかった。
これから自分はどうなるんだろう?どうなっていくんだろうと考えるばかり。
入院してみて思ったこと
初めてのことだったから最初はどうなることかと思ったけれど案外入院生活も捨てたものじゃないと思った。
検査は大変だったけれどご飯は美味しいし、院内学級があったのでそこで勉強することもできた。
院内学級でもし具合が悪くなったとしても院内なのですぐに診てもらえる。
私が子供だからか先生や看護師さんはみんな優しい。
家や学校にいるときよりも元気な気がした。
このまま何事もなく治ってくれたらいいのに。
その間裏でどんなやり取りが成されていたのか私は知らない。
先生は検査結果を一切私に教えてくれなかったから。
小学四年生には荷が重いとでも思ったのかもしれない。
私の病気のことなのでいずれ全て話さなければいけない日が来るのに。
次の年、衝撃的な事実を聞かされることになることも知らずに私は一カ月間の入院生活を後にした。
最後に
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました(*'▽')
前回に引き続き暗い話でごめんなさい(-_-;)