有川浩「空飛ぶ広報室」感想 - yukinomiti-lifetime’s blog

こんにちは、花道　ユキノです♪

有川浩さんを好きになったのは大学生の時でした。

何がきっかけで好きになったのかはもう忘れてしまいましたが有川浩さんの小説はどれも読みやすくてすぐに話に吸い込まれるような作品ばかりなので目標にしたい作家さんです。

コロナウィルスの影響で本屋に行くことも怖いのでいつもよりゆっくりと本を読み進めていました。

そして昨日、ようやく「空飛ぶ広報室」という本を読み終わりました。

なので今日はこの「空飛ぶ広報室」の感想を。

戦闘機パイロットになりたいとひたむきに頑張っていた主人公：空井大祐。あと一歩というところでその夢は不慮の事故により経たれてしまう。

空井の次の異動先は航空募僚幹部広報室という場所だった。

そこで出会ったのはミーハー室長：鷲坂というおっさん、広報官はベテランという比嘉という一癖・二癖もある先輩たちだった。

さらに戦闘機や広報官とは全く縁のない、知識もない美人ディレクター・稲葉リカと出会い空井たち広報官と切磋琢磨しながらお互いそれぞれの仕事のプロとしてそして人間としても成長していく物語。

「空飛ぶ広報室」読んでみた感想

いつも本を買うときに本の後ろに書かれているあらすじを全部読みます。

この本は不慮の事故で夢を絶たれてしまった元・戦闘機パイロット、空井大祐の物語。

異動した矢先に癖が強すぎる先輩たちに囲まれてさらには何の知識もない美人ディレクター稲葉リカまで現れる。

私は一度夢を絶たれてしまった空井がどうやって次の仕事に立ち向かっていったのか。

先輩やリカと出会ってどう成長していくのかという所が気になりました。

冒頭で事故に遭った話が出てきますが読んでいて「なんで・・・」って思いました。

あと一歩のところで念願の戦闘機パイロットになれたのに。ずっと前から憧れていて大好きで自分はパイロットになるんだ！って意気込んでいたのに。どうして事故に遭ったのが空井だったのかって。

でもそれを乗り越えて異動先の広報官での話が始まります。

癖が強すぎる先輩たちで驚きました。

どうしたらこんなに面白い登場人物たちを描けるのか？有川浩さんはやっぱりすごいなぁとも思いました。

私はパイロットとか広報官とか全く知りません。最初に出会った稲葉リカと同じくらい知識はゼロです。

なのでこの本を通じてリカと同じように知っていけたような気がします。

今まで知らなかったことがこうして本を通じて知れたことは嬉しく思いました。

また空井やリカのように人は成長できるんだなとも思いました。

どこかで聞いたことがある！？「空飛ぶ広報室」という言葉

実はこの本を読み終わってからそういえばどこかで聞いたことがあるような気がするなと思っていました。

「空飛ぶ広報室」は新垣結衣さん主演でドラマ化されていました。

（２０１３年４月期　日曜９時枠）

ドラマを見たことはありませんが、こういったドラマをやっていたなという記憶はあります。

原作がとても面白かったのでどうしてドラマを見ておかなかったんだろうと不思議です。

こういうのは大体後から気づくものですね。

こちらから見れます。↓（Amazonprime）

せっかく原作を読み終えたので時間がある時にドラマを見てみようと思います('ω')ノ

最後に

ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました(*'▽')