本と恋のエンターテインメント!有川浩著「図書館戦争」感想
こんにちは、花道 ユキノです♪
有川浩さんの本は読んでいてどれも心が温まる本ばかりです。
今まで数々の本を読んできましたが、参考になる本ばかりで勉強になります。
この図書館戦争はドラマ・映画にもなったのでご存じの方も多いかと思いますが、著書図書館戦争①~外伝Ⅱまで計六作すべてを読み終えたので感想を書こうかと思います。
1988年、公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を規制するための「メディア良化法」が制定される。法の施行に伴い、メディアへの監視権を持つメディア良化委員会が発足し、不適切とされたあらゆる創作物は、その執行機関である良化特務機関(メディア良化隊)による検閲を受けていた。この執行が妨害される際には、武力制圧も行われるという行き過ぎた内容であり、情報が制限され自由が侵されつつあるなか、弾圧に対抗した存在が図書館だった。
実質的検閲[注 1]の強行に対し、図書館法に則る公共図書館は、「図書館の自由に関する宣言」を元に「図書館の自由法」を制定。あくまでその役割と本の自由を守るべく、やがて図書館は自主防衛の道へと突き進んだ。これ以降、図書隊と良化特務機関との永きに渡る抗争に突入していくことになる。
時代は昭和から正化へと移り、図書隊は激化する検閲やその賛同団体の襲撃によって防衛力を増す。それに伴い、拡大解釈的に良化法を運用し権勢を強めるメディア良化委員会との対立は、激化の一途をたどっていた。
そんなころ、高校生だった郁は一人の図書隊員に窮地を救われる。自分が大好きだった本が検閲の窮地にさらされてしまったのだ。
その時に助けてくれた図書隊員が郁の人生を大きく変えた。自分もあの人のような図書隊員になりたいと。
助けてくれた”王子様”を追いかけ郁は図書隊員になるために日々奮闘していく物語。
頭の上に手を置かれた、郁はその記憶しかないけれど、王子様と呼ばれた当の本人は郁が面接に来た当初から郁のことを覚えていました。
のちの主人公:堂島篤です。
図書館戦争全六冊
1.図書館戦争
2.図書館内乱
3.図書館危機
4.図書館革命
5.別冊 図書館戦争Ⅰ
6.別冊 図書館戦争Ⅱ
2015年頃に映画化されていて一時期話題がすごかったのにどうしてもっと早く見ておかなかったんだろうと後悔しました。それほどこの本は面白かったから。
この本は登場人物がみんな濃くて面白い人たちばかりです。
私は仲でも小牧教官に惹かれました。中途失聴者である毬江ちゃんのこととなると必死だし毬江ちゃんに何かあれば本気で怒ってくれる優しい人だからです。
本と恋を融合した作品はなかなかないと思うのでページをめくる手もあっという間だったし読んでいる時間もあっという間でした。
小説を読んだ後にそのままドラマと映画をみましたが、キャストがこんなにも自分の想像通りの役者さんばかりというのは初めてだったので実写版も面白かったです。
図書館戦争 登場人物
堂島篤(どうじま あつし)・・・防衛部・図書特殊部隊所属。二等図書正(後に一等図書正)。郁、小牧、手塚を擁する班の班長を務める、郁の直属の上官。責任感が強いため郁には必要以上に厳しい。その実彼女を誰よりも大切に思っている。その成長を喜び見守るなど面倒見の良さと深い愛情を持つ。性格・外見とも真面目。隊内では怒れるちび。ただし、からかいの度が過ぎると上官も先輩も後輩も同期もなく激怒する。口癖は「アホか貴様(ら)!」「どアホウ(が)!」。郁の永遠の王子様。
小牧幹久(こまき みきひさ)・・・防衛部・図書特殊部隊所属。二等図書正(後に一等図書正)。堂上班の副班長を務める。堂島とは同期。笑い上戸で、スイッチが入ると必死に堪えるものの、時には堪えきれず席を外す程。その理由は郁の王子様の相手がだれか知っているから。普段は温厚でとても優しいけれど、毬江の身に危険が迫った時は珍しく取り乱した態度を取ったり、怖い顔で犯人に脅しをかけたこともある。
笠原郁(かさはら いく)・・・本作の主人公。本が大好きで高校生の時、良化機関員の検閲から救ってくれた王子様(図書隊員)に憧れて図書隊員を志す。優しくてまっすぐだが熱血馬鹿でもある。胸はAカップだが、美脚で引き締まったスレンダーなモデル体型をしておりスタイルが良い。
手塚光(てづか ひかる)・・・防衛部・図書特殊部隊所属。一等図書士(後に図書士長 → 三等図書正)。郁とは同期。父親は図書館協会会長。几帳面で努力家で誠実だが、完璧主義で融通が利かず恋愛に疎い。
柴崎 麻子(しばさき あさこ)・・・業務部・武蔵野第一図書館所属。一等図書士(後に図書士長 → 三等図書正)。郁の寮でのルームメイトで親友。情報屋でもあり彼女に知らない情報はない。
(また随時更新します(^^)/)
(一部ウィキペディア引用)
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最後に
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました(*'▽')