yukinomiti-lifetime’s blog

闘病を経験した過去。運動。食事。本。美容……様々な”ライフタイム”を書き連ねるブログ。

腎生検について

こんにちは、花道 ユキノです♪

 

腎臓を移植された方は必ず『腎生検』というものを受けたことが一度はあります。

(じんせいけん)って読みます。

 

私も実は何度かあります。正直もう二度と受けたくないですね。

 

腎生検とは?

腎生検とは腎臓の組織のほんの一部を採取して、その組織を顕微鏡で観察する検査。

 

腎生検はどういうときに受けるのか?

①血尿が持続し、進行する慢性糸球体腎炎が疑われるとき
②1日0.3~0.5g以上の蛋白尿があるとき
③大量の蛋白尿、浮腫がみられるとき(ネフローゼ症候群
④急激な腎機能低下がみられ、蛋白尿や血尿がみられるとき(急速進行性糸球体腎炎)
⑤腎機能低下の原因が不明であり、まだ腎臓の形態が正常であるとき

 

今思うと上の①から⑤のうち自分はどこに分類されたのだろう。

腎生検を受けると言う話は聞いていたが何が原因で受けるのかはわからないかった。

 

腎生検を受けて思ったこと

腎生検を受け自分の記憶に残っている限りのことを。

 

記憶に残っている限りと先ほど書きましたが腎生検は二~三回経験しているので忘れたくても忘れられない記憶となっている。

 

しかも子供の頃に受けた痛みほど忘れられない出来事になる。

 

あおむけの状態で移植を受けた傷跡に針を刺す。

麻酔を打つのだがその麻酔が強烈に痛い。

 

子供を産んだことがないのでその陣痛の痛みとかはわからない。

だから比べることは出来ないが、あれを十代に受けさせるのは酷だ。

 

全身麻酔を希望しているのにギリギリまで待つとか言われて結局いつも針を刺したあとに全身麻酔が効いてくる。

「ギリギリまで待つ」という意味が分からない(-_-;)

 

それからというもの腎生検は私の中でトラウマになってしまい、お腹に消毒液を塗られるだけで大泣きしてしまうと言う始末に。

 

出来ることならもう二度と受けたくない。

 

 

腎生検のその後は六時間絶対安静。ご飯はおろか、動くことも許されない。

(というか少し動いただけでも痛みが走るので逆に安静にしておくほうが利口だ)

 

腎生検のせいでできなかったこと

腎生検のせいでできなかったことがある。

 

高校生(確か一年生)の時に運動会が参加できなかった。

ちょうど腎生検を受けた二日後くらいだった。

 

腎生検は六時間絶対安静だが、その後は動ける。歩くこともご飯を食べることも可能だ。

ただし最低でも三週間激しい運動は避ける・重たい荷物を持たないというのが条件。

運動会が二日後に控えていると言ったところ、

「絶対に行かないでください。外に出ず家で安静にしていてください」

と本気のドクターストップをかけられてしまった。

 

ここは前向きに考えて・・・

運動会に出たところで毎年綱引きと玉入れしか参加できないから今回は家で大人しくしておこうと自分に言い聞かせていました。

 

 

あんな経験は二度としたくない。

そのためにも今の状態を維持しなければ。

 

最後に

ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました(*'▽')